猛暑で外仕事の労働環境が深刻に|フランスニュースで独学

猛暑で外仕事の労働環境が深刻に|フランスニュースで独学

温暖化の影響により、世界各国で気温の上昇が問題視されています。

今回は、フランスで「気温上昇による働き方」についてのニュースです。

気になるフレーズ1

タイトルの「J’aimerais savoir à partir de quelle température il y a danger」には、日常で使われる文法が3つあるので、見ていきます。

  • J’aimerais savoir ~:「~知りたい」の丁寧な言い回し
  • à partir de ~:~から
  • il y a ~:~がある、~がいる

日本語にすると、「どのくらいの気温から危険なのか知りたいです」となります。

気になるフレーズ2

記事中盤の法務情報部門責任者のジェニファー・シェトル氏さんの言葉です。

「Il faut alors trouver d’autres moyens et agir sur l’organisation du travail…」

「Il faut alors trouver d’autres moyens」のフレーズに「alors」を入れることで、「その場合は~」と説明することができます。

  • Il faut trouver d’autres moyens :他の手段を見つけなければならない
  • Il faut alors trouver d’autres moyens :その場合は他の手段を見つける必要がある

副詞のalorsを入れることで、直接的な表現を緩和させることにも繋がります。

フランス語の固有名詞

INRS: l’Institut national de recherche et de sécurité :国立安全研究研究所

覚えたい重要単語

フランス語日本語
en vigilance/une vigilance警戒中/警戒・用心
un décret法令・命令、神の力
en vigueur/une vigueur発効する/活力
en matière de~の問題で
chaleur intense/intense猛暑/並外れた(形)
Ces derniers jours,ここ数日
constater認める・確認する
petits commerces中小企業

まとめ

日本の気温も年々上昇しているように感じます。

去年の冬から我が家のクーラーが壊れてしまったので、この夏を乗り越えられるかとても不安です。

とりあえず扇風機で我慢を・・・・・・いや、やっぱり暑いぞ。

気持ちで乗り切ろうと思ったけど、この暑さは無理がありそう。

家の中でさえこんなに暑くてヒーヒー言ってしまうのだから、外の仕事はもっと過酷なのだと思います。

フランスでは外仕事の時間短縮、日中の労働時間を減らして朝夕に変更するなどの議論がされていますが、日本でも外仕事の方の労働環境が一日でも早く改善されますように。

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