「しかし」「~なのに」意見の対比や不満を表現するフランス語|DELF/DALF口頭試験・プレゼンで役立つ用語

「しかし」「~なのに」意見の対比や不満を表現するフランス語|DELF口頭試験・プレゼンで役立つ用語

DELF・DALFの口頭試験対策やプレゼンでは、自分が支持していない意見に対して、対立意見や不満の気持ちを表すことがあります。

たとえば、以下のようなフレーズです。

  • 増税によって国の収入が増えるのに対して、国民の負担が増加する。
  • 学生服により学生の統一感が生まれる、個性の表現ができない。

意見を述べたうえで、後半では前半の意見への対立意見や不満を表しているのが分かります。

今回は、このような対比や不満のフランス語表現をご紹介します。

暗記用に一覧にまとめましたので、DELFの口頭試験対策としてもぜひご活用ください。

対比や不満を表現する!DELF・DALF口頭試験やプレゼンで役立つフランス語用語

自分が支持しない意見への対比や不満を述べる、フランス語を一覧でご紹介します。

対比・対立を表現するフランス語

maisしかし、だが
cependantしかしながら、にもかかわらず
orところが、だが
en revancheその代わり、その反面
pourtantにもかかわらず、しかし
par contreそれに対して、その代わり
néanmoinsしかしながら、にもかかわらず
toutefoisそれでも、しかしながら
au contraire反対に、それどころか
en dépit de+qcにもかかわらず、~を物ともせず
malgréにもかかわらず
tandis que+直説法~であるのに一方で
alors que+直説法~なのに(※対比を表す)
au lieu de+名詞(または不定詞)~の代わりに、~しないで

単語の補足説明

単語の補足説明もしていきたいと思います。

「en revanche」の特徴

「revanche」は女性名詞です。「仕返し・復讐・反撃」などの意味があります。

例:Je suis bon en anglais, en revanche, je ne suis pas forte en maths.

 (私は英語には強い反面、数学は苦手だ)

「en revanche」を用いれば、前半の内容に対して、後半でマイナス意見を述べることが可能になります。

「au contraire」の用法

「au contraire」は、強調の意味を付け加えるために、

bien au contraire」「tout au contraire」のようにbienやtoutを加えて表現することもあります。

「dépit」の特徴

男性名詞である「dépit」は「悔しさ・恨み」などの意味があります。

そして「en dépit de+qc」の意味には、「物ともせず(何とも思わない・問題にしない)」というニュアンスが含まれます。

例:Je suis sortie en dépit de froid.
 (寒いのに外出をした)

他にもDELF・DALFの口頭試験やプレゼンで役立つ用語を一覧でまとめていますので、ぜひあわせてご覧ください。