Papa m’a donné de l’argent pour m’acheter ce que je voudrais.
直訳⇒パパは私に欲しい物を買うためのお金を私に与えてくれた
意訳⇒欲しい物を買うためのお金をパパがくれた
カタカナ発音⇒パパ マ ドネ ドゥ ラルジョン プール マシュテー スク ジュ ヴドレ
単語の解説
- a donné(avoir+donnerの過去分詞):与えた(一人称・過去形)
- de:~を
- l’argent:お金
- pour:~のために
- acheter:買う
- voudrais(vouloirの条件現在形):「欲しい」の丁寧表現
フランス語フレーズの場面
今回のフランス語フレーズの場面は、フランスの人気本「le petit Nicolas」の一節です。
主人公のやんちゃ坊主の「二コラ」が学校で良い成績を取った時に、お父さんから「好きなものを買ってあげる」とご褒美をもらう場面です。
この時二コラがご褒美に選んだものは、登下校の道でいつも見かけるブティックのショーウインドーに飾られていた〇〇〇でした。
ずっと欲しかったアイテムをゲットした二コラがもたらす展開はとても面白いので、続きが気になる方はぜひ原作を読んでみてください♪
フランス語フレーズのポイント解説3つ
1.目的としての人称代名詞
目的としての人称代名詞が2つ見られました。
- Papa m’a donné de l’argent
- pour m’acheter
どちらも目的をあらわす人称代名詞であり、動詞の前に置かれるルールがあります。
「m’」の単語は「me」の母音が短縮された形です。
フランス語では、代名詞を置く語順が細かく決められています。
二つ以上の代名詞がある場合の語順は、こちらの表をご覧ください。
2.「pour+動詞の原形」で不定詞の用法に
前置詞「pour」の意味には「~のために」「~に向かって」「~の間」などがあります。
この文章では「~のために」の意味で使われ、動詞の原形と組み合わせることで不定詞の用法になります。
pourを用いた例
- pour manger:食べるために
- pour acheter:買うために
- pour dormir:寝るために
- pour ne pas être en retard:遅れないために
否定文を作る時は、ne pasを動詞の前に置きます。
3.ce queの用法
「ce que」や「ce qui」は会話でよく使われ、以下の用法で文法が作られます。
- ce que+目的語
- ce qui+主語
- ⇒いずれも「~するもの」「~すること」を意味
今回は「ce que je voudrais」でしたので「僕の欲しいもの」という意味になります。
フランス語フレーズのおさらい
Papa m’a donné de l’argent pour m’acheter ce que je voudrais.
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